理念・特徴



◆理念
    当ゼミの中心活動は、入学試験のなかの「国語」「現代文」「古文」「小論文」「作文」
   の実力養成を支援することである。
    当ゼミは完全マンツーマン指導体制で生徒の学習習慣を強化する。ともすれば
   今日の使い捨て情報言語の氾濫のなかで、活力ある重厚長大な日本語を通して持
   続的に考え表わす習慣を失っている青年たちに、あえて厳しい言語環境を強いる。
   当ゼミが週に一度の通塾を義務付けているのはそのためである。
    当ゼミの受け入れ人数の限界は、30人程度である。希望する進路と到達状況に
   合わせて教材を用意し、指導方法を判断する。どこまでも生徒一人ひとりを大切
   にしたい。

◆特長
    作文力や論述力を身につけるためには、書くしかない。書いて書いて書きまく
   ることが唯一の方法である。そして、実際に書き出すには読み手と締め切りがな
   くてはならない。それらがなくては書き手はいつまで経っても書き出せない。
    たとえていえば、それはキャッチボールのようなもので、ボールを投げるには
   グローブを構えてくれる相手が見えないと投げられないのだ。投げられたボール
   についてその場で議論が始まることで、投げ手は自身の投げたボールについて初
   めて考え始めることができる。
    もちろんそのボールの受け手はその道のプロであるべきだ。さらに定期的に何
   十球と続くキャッチボールに付き合うためには、時間と場所と設備という条件も
   必要である。
    これらの条件がベストに近い状態で備わっているのが、当ゼミである。当ゼミ
   は一つの部屋のなかで、生徒一人に対して一人の指導者が定期的な時間を確保し
   て継続してめんどうをみる。
   
    当ゼミは学費についても独自のシステムを採用している。一回一回の中身を大
   切にするために、指導回数の取り決めで前納してもらう。これなら指導の中身に
   不満があれば、すぐに退ゼミしてもあまり損がない。入試直前に短期で集中して
   指導を受けたい受験生にとっても好都合である。当ゼミは随時入ゼミ可、退ゼミ
   可である。
    教育産業において現在「個別指導」「家庭教師」が拡大しているが、この難点は学
   費がどうしても高くなってしまうことである。たとえて言えば、一斉授業方式が
   「路線バス」ならば、マンツーマン方式は「タクシー」に乗るようなものだから
   だ。当ゼミはマンツーマン方式の贅沢の極みでサービスを提供しているが、学費
   についてはかなり低額とみることができる。これは宣伝費や人件費にコストをか
   けていないことが大きな要因である。入ゼミしてくる生徒の多くは口コミによっ
   て集まっている。